解剖実習...に向けての準備

私が通っているオステオパシーの学校では、本物のご遺体を解剖させていただく「解剖実習」があります。日本では、医学生と(おそらく)医療関係の資格取得に向けて勉強されている学生さんしか、解剖実習はできません。なので、私達は、解剖実習のためにアメリカに行きます。

学校に入学する前は、「解剖実習もやるんだ。お金貯めないと大変だー。」くらいしか実感がなかったのですが、今は、その重要性をそれなりに身にしみてわかってきたので、楽しみ半分、どのくらいの経験を持って帰れるのか?という不安半分です。解剖学書で見るのと、本物のご遺体を見るのとではそれはもう違うので、貴重な体験です。筋肉や血管や神経の走行、体の組織の感触など、本物を見るのとみないのでは、クライアントさんのお体を触診した時に感じれられることに雲泥の差が出てきます。

さて、その雲泥の差をどのくらいつけれらるかは、解剖実習前に座学や実技の練習で得た知識・スキルによるわけで...私は解剖させていただく部位が「胸郭〜上肢」になったので、肩まわりと腕、手について猛復習しています。

 

解剖実習の合間に、アメリカのオステオパスによる講義もあります。そちらも、とても楽しみです♪

 

オステオパシー的診断

オステオパシーの学校では、鑑別診断も勉強しています。(厳密には、診断という言葉は使ってはだめ(違法)です。診断できるのは医師だけです。)

 

医者ではないので、私達がクライアントさんの「診断」をすることはしません。ですが、果たしてそのクライアントさんのお体に触れても大丈夫か、オステオパシーの治療ではなく医師の検査・治療が必要なのではないか、ということを判断することが必要です。かつ、それはとても重要です。状況によっては、治療以前に、「検査」するだけでも、場合によってはクライアントさんの症状を悪化させてしまうこともあるからです。

この判断を誤ると、クライアントさんの時間+施術料をいただいて、一向に症状が改善しないことになりますし、もっとひどいときには悪化させてしまいます。

 

そのために、鑑別診断の勉強を一年するわけですが...早くもその膨大な量に圧倒されてます。まだ10分の1くらいしか終わってないのに。様々な疾患の可能性を検討できる知識に加えて、コミュニケーション能力も必要。でも、とても大切かつ重要な科目なので、しっかり勉強しないと!

オステオパシーとは何か

オステオパシーって何?と聞かれて、まず頭に思い浮かぶのは「自己治癒力のアップ」です。その人がもっている回復力を引き出す、ということなのですが、なんとも抽象的…

具体的にどんなことかというと、例えば…血液とかリンパ液などの「体の中の液体」の流れを良くしてあげることかな、と思います。

例えば、筋肉が硬くなって肩や首が凝っている時。硬くなっている筋肉をほぐしてあげよう!というやり方に対して、オステオパシーでは、硬くなった筋肉に水分を送り込んでやわらくくなるようにしてみよう、というアプローチをとったりします。結果的に筋肉がほぐれれば同じ?!いえいえ、ただただ力技でゴリゴリほぐすのとは、その後の体への負担や、柔らかさの長持ち度が違います。

 

これ、あくまで一例です。

 

目玉で凝り解消

首の前が詰まっていたり、首の後ろが詰まっていたりして、辛い時の簡単ストレッチ。

目玉を上に動かすと、首の前の小さな筋肉がゆるみます。反対に、目玉を下に動かすと、首の後ろの筋肉がストレッチされます。

どっちも、ここをゆるめたいんだよな〜と意識しながらやると効果アップします。目玉を動かす以外の力をいれないで、首の前と後ろはあくまで意識するだけ。

会社でPCに向かっていて疲れた時とか、夜寝る前に布団の中でとか、意外と効きます!